http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2008110702000062.html
(中日新聞)
次期米大統領に決まった民主党のオバマ上院議員は5日までに、来年1月の新政権発足に向け、閣僚人事や政権構想を練る政権移行チームを発足させた。近く本格的に作業を始める。

 複数の米メディアによると、オバマ氏は同日までに、同じイリノイ州選出のラム・エマニュエル下院議員(48)に次期政権で大統領を支える首席補佐官に就任するよう要請した。エマニュエル氏はクリントン前大統領の政策スタッフとして北米自由貿易協定(NAFTA)の策定などに携わり、2003年1月から下院議員。就任要請に対して同氏は回答を保留しているという。

 また、オバマ氏はイラク戦争の終結とアフガニスタンへの増派戦略を安全保障政策の最重要課題に挙げているため、関係閣僚も速やかに指名する方針とみられ、米メディアはオバマ陣営幹部などの話として、さまざまな名を挙げている。

 大統領補佐官(国家安全保障問題担当)には、クリントン前政権でアフリカ問題担当の国務次官補などを務めた黒人女性のスーザン・ライス氏や、オバマ氏の外交顧問だったが、ライバル候補のクリントン上院議員を「モンスター(化け物)」と呼んで辞任した女性のサマンサ・パワー・ハーバード大教授らの名が上がる。

 国務長官には、民主党予備選でオバマ氏に敗れたリチャードソン・ニューメキシコ州知事、04年選挙の同党大統領候補だったケリー上院議員、共和党のルーガー上院議員らが取りざたされている。

 また、国防長官には現職のゲーツ氏の続投説も流れている。

 共和党議員らの登用は、超党派での取り組みをアピールする狙いもあるとみられる。

 AP通信によると、オバマ氏は6日からは中央情報局(CIA)から最高機密事項に関する定例ブリーフィングを受けるという。

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